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エンジニアリングマネージャーになりたてのころの悩みと失敗

本記事では僕がエンジニアリングマネージャーやリードエンジニアになりたての頃に失敗したことや悩んでいたことをご紹介していきたいと思います。マネジメントに関しての書籍は多くある一方、実際に実践してみるまでは理解できないことが多くあります。そのため失敗を重ねながら経験を積んでいくことがマネージャーとして信頼されていくために肝心だと思います。今活躍しているみなさんの近くにいるエンジニアリングマネージャーやリードエンジニアの方々もこういった失敗をしてきたのだろう、と思い自身の今後のキャリアに役立ててもらえれば良いかなと思いまとめます。

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エンジニアリングマネージャーになりたてのころの悩みと失敗

こないだまで一緒に働いてた同じ歳の同僚の上司になった

まず1つ目はこちらです。つい先日まで一緒に働いていた同い年のエンジニアの上司になった、ということについてです。これは僕が実際に初めてエンジニアリングマネージャー兼リードエンジニアとしてチームを持つことになった時一番はじめに悩んだことです。悩んだというよりは僕自身が勝手に思い込んで困っていた、という方が正しいかもしれません。つい先日まで仲良く一緒に業務をしていたメンバーと上司部下という関係になったことに対して過剰に意識をしすぎてしまい、どうすればいいかわからなくなってしまったことがありました。こういった事はマネージャーになりたての頃にはよくあるのではないでしょうか。僕の例の場合は同い年のエンジニアメンバーとの接し方がわからなくなってしまった、という事ですが例えば自分よりもいくらか歳の離れた方を上司として接する場合どうすればいいか、という点に関しては経験を積むまではわからないかもしれません。この問題に関して現在僕がとっている方針としては以下のようなことです。

 

  • 役割が違うということを意識する(役職がある人が偉い、ということではない)
  • 注力すべきは、チームがよりよく機能するように行動すること
  • 年齢に関係なく、問題がある場合はマネージャーとして解決に向けてアクションする

 

抽象的なことが多いかもしれません。大事な事は役割が違うということを意識し、役職があることによって偉い偉くないといったことを認識しないようにすることだと思います。メンバーと同じ目線で課題解決に挑むという事は変わりませんが、例えばメンバーの行動や仕事内容に問題があればそれに関しては解決するためのアプローチをしっかりと1on1などで議論しながら対応をしていくということです。仲良くすることだけが重要ではありませんが自分の役割を意識しつつそういったことをうまく付き合えるようになるということがマネージャーとしての第一歩として大事なのではないでしょうか。僕の場合はそういったことができるようになるまでに2、3年はかかったような印象があります。いろいろと工夫をしながら自分なりの自分らしいマネジメントのスタイルを作っていくと良いと思います。なお1on1について参考になる書籍は以下ですので合わせて参考になればと思います。 

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信頼しきれず細かく指示する

2点目です。こちらもよくある話かと思いますが、マネージャーやリードエンジニアと役割になってからメンバーの業務内容に対し信頼をしきれず細かく指示をするという方がいます。これに関しては気持ちはわかりますが結果としてチームも成長しませんしチームが担当している事業に関してもなかなかスケールしないといった結果になるでしょう。これに関しては例えばのアプローチとして以下のようなアプローチが有効だと思います。

 

  • 定期的な勉強会
  • ペアプロ、モブプロを用いたナレッジシェア
  • 作業手順書の用意または更新

 

仕事の中でいくらかの部分に関しては基本的に誰でもできるものが多いでしょう。もちろん技術的な難易度が高いケースもあるとは思います。その点に関しては時間をかけながら勉強会やペアプロ、モブプロなどを用いてチーム全体のスキルを少しずつ上げていくというアプローチが良いでしょう。地道に取り組むことで細かく指示をする必要がない状況になると思いますしチームの雰囲気も良くなるでしょう。

マネージャーにも求められることとしてはチームとしての成果を最大化していくことが1つだと思います。そのためにはチームのメンバーそれぞれが気持ちよく活躍し業務を楽しんでもらえるような状況を作ることが結果的にチームが最も高い成果を上げることにつながっていきます。逆にマネージャーやリードエンジニアの細かい指示を受けながらの状況ではリードする方の能力以上にはチームは伸びていかないことになるでしょう。なかなか難しい問題ではありますが数ヶ月、ときには1年など長い目で改善していくことでチームが大きくなると思います。チームのメンバーと丁寧にコミニケーションをしながらチームとしてのアウトプットを最大化するようにアクションしていくと良いと思います。なおペアプログラミングやモブプログラミングについては以下書籍が参考になると思います。

 

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一人で抱え込む

最後についてです。これに関しては僕も何年かマネージャー経験を積んでから後に解決できた問題でした。おそらく多くの方がはじめてマネージャーやリードエンジニアを任された時、その任された理由は担当する領域や技術に関して周りと比べて相対的に経験や知識が多いということから役職を与えられたのだと思います。その場合は基本的には1人で抱え込んでとしても解決できる問題が多いと思いますが、リードエンジニアマネージャーの経験を年数が増えていくと自分がそこまで詳しくない領域であったり技術を使いながら問題を解決していく必要があるケースがあるでしょう。その場合にも前回と同じように1人で抱え込んで解決していくようなスタイルですと最終的に組織として解決したいことになかなかうまくアプローチできないことが続くことがあります。最悪のケースではひとりで抱え込みすぎた結果自分自身も精神的に参ってしまい体調崩してしまうことがあるでしょう。

一人で抱え込まないようにする、ということは苦手な方もいるでしょう。そういった方には解決が難しい問題かもしれませんが、一緒のチームのメンバーまたは隣のチームのメンバーなどうまく課題解決をするための相談をするようにすることでこれまでよりも大きな課題や多くの課題解決できるようになることを知りましょう。エンジニアにとっては知識や経験というのは大きな武器になります。しかしもちろんわからないこともあります。人によってはそういったことを話すことに関して抵抗がある方もいるでしょう。もちろんそれは理解できますが、僕はこれまで一緒に仕事をしてきたすごいなと思うエンジニアの方々は自分自身がわからないことを素直にお話しができる方々でした。実際にそういった方々わからないことを明言し、より詳しい方に教えていただく中でさらに中でさらにエンジニアとして成長していっているイメージでした。ひとりで抱え込まず誰かに相談しながら問題を解決していくと言う事はエンジニアがもう一方先に成長していくために必要なアプローチの1つでしょう。チームで成果を出すことに大切さについては以下書籍がとても参考になると思います。 

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まとめ

それでは本記事は以上になります。エンジニアリングマネージャーやリードエンジニアになった方ははじめの頃によく悩みだろう問題に関して話をしてきました。実際にこれらは僕も経験してきており現在でも時折悩むことがあります。マネージャーやリードエンジニアの方々はこういったどう解決していいかわからない問題というのを日々扱うことになりますひとりで抱え込まず周りと相談しながら課題を解決していることがマネージャーやリードエンジニアとして成果を出すコツの1つだと思います。そしてそれは担当する事業や組織にとっても良い結果へとつながっていくはずです。それでは本記事は以上です。エンジニアリングマネージャーやリードエンジニアになりたての方の参考になれば幸いです。