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エンジニアとして地方で働くことのメリットとデメリット

本記事ではこれまで地方で働いてきた僕自身の経験を踏まえて地方で働くことについてお話していきます。なお地方といっても本記事では地方都市で働くことを中心にお話をします。現在は東京で働いていて地元や地方都市へ移り働くことを考えている方の参考になれば幸いです。

エンジニアとして地方で働くことのメリットとデメリット

エンジニアとして地方で働くことのメリット

通勤が楽

いくつかあると思いますが僕が感じる一番のメリットは通勤です。東京に住んでいた時は毎日の通勤だけで往復で3時間程度かかっていました。東京ではこれくらいは普通かもしれませんがやはり毎日のことなので疲れはたまります。地方に移ってからは満員電車とは無縁になりました。ちょうど転職した企業が10時出社だったので通勤ラッシュの時間をさけられたことも大きいですが、それにしても毎朝の通勤がとても楽になったことを今でも覚えています。僕の場合は名古屋に住んでいたので地下鉄で20分程度、ドアツードアで30分~35分程度の場所に住んでいました。これだと毎日の通勤も行きと帰りで1時間程度になり疲れもたまりません。なにより以前より自分の時間ができ、仕事終わりに買い物をゆっくりできたりすることがはじめのうちは本当にうれしかったです。今思うとあたり前なように感じますが東京で生活をしていた時には買い物をして帰るよりは早く家に帰りたいと思うことが多く心に余裕がなかったんだなと思います。通勤が楽なだけで余裕が生まれますのでなによりもまずこの点をメリットとしてお勧めします。 

生活が安定する

これは一つ目の通勤が楽になったこととも関係しますが、もうひとつ大事なことが少し広い部屋や治安のよい場所に住みやすいことがあります。東京ですとやはり家賃が高く、良い物件で生活をすることはなかなか難しいのが実際だと思います。ぼくもそうでした。若いころはある程度それでも大丈夫と思いますが、それでもある程度生活が丁寧にできないと心に余裕もなくなり、知らないうちに仕事もうまくいかなくなるということはあるでしょう。ぼくは地方に移ってから自分の給料とも相談をしてですがワンルームから1LDKに部屋を変えました。ワンルームで問題ないなと昔は思っていたのですが部屋が広かったりゆっくりと寝ることができる寝室、料理を楽しむことができるキッチン、おふろにゆっくり疲れる、などそういった生活面でのサポートがあると精神的にも落ち着きますし仕事もうまくいきます。若い時はこういったことに気づきにくいのですが年齢を重ねるほどこういった生活を丁寧にすることの大切さに気付かされました。前述したように自身の給与とも相談ですが地方都市であれば東京と比べて選択肢も増えるので生活を安定させることは検討できるでしょう。これはおすすめできるメリットのひとつです。

家族との時間を取れる

家族との時間を取れることは一つのメリットだと思います。僕の場合はたまたま地元へ戻ったこともあり東京にいるときにはなかなかできなかった両親との食事をする時間を定期的に取ることができるようになりました。そして現在は結婚をして家庭を持っているのですが、地方にいるからこそ家族との時間を取りやすいということはあると思っています。通勤時間も負担ではありませんし、家にいる時間を確保しやすいことが関係していると思います。もちろん東京に勤めながら家族との時間をうまくやりくりしている方もいると思います。ただ、僕の場合は東京で仕事をしながらうまく家族との時間をやりくりすることはできませんでした。同じような方も多いのではないでしょうか。平日も時間を取れますが休日でも家族と時間を取れることは僕にとっては地方に移って良かったことの一つです。

エンジニアとして地方で働くことのデメリット

給与を同じ水準でもらえるか

まず一番にこの給与の問題があると思います。日本の企業に限らずですがその国や地域によって物価は違うためそれに応じた給与水準を提示する企業は多いと思います。例えばGitLabでは多くの情報を公開していて以前その給与提示について話題になっていました。実際に日本はサンフランシスコを基準としてその半分程度の金額で提示がされています。

これについては賛否両論様々あると思いますが、僕の意見としてはその地域で生活をすることを考えれば十分だと思う一方で、住む地域によってここまでの大きな差がつくと物価が高いとはいえその地域で生活をして余った生活費を投資に回す方が最終的には物価が安い地域にいて同じ仕事をしているよりも大きな資産を作ることができるはずなのでやはり不利なのでは、と考えています。とはいえ、現実問題としてこういった形で差が生まれているのでそこに対してどう判断をして行動するかは個人個人の判断によるでしょう。僕自身は実際にそれを知りつつ日本の地方都市で働いていますが、これはこれで仕方ないと思います。

さて、それでは話を日本に絞って考えてみます。日本においては東京で働くエンジニアと他の地域で働くエンジニアで給与の差はあるのでしょうか。ちょうど良いデータが見つかってはいないのですが、おそらく差はあるだろうと考えています。ただ、最近はリモートワークを採用する企業が増えてきたこともあり、その中でエンジニアに限っていうと居住地域に関係なく給与を支払う企業が多くなっているだろうと思っています。こちらは良いデータが見つかればまた追記させていただきます。

エンジニア向けカンファレンスやイベントの少なさ 

これは現在はオンラインカンファレンスが増えていることもあり、デメリットではなくなっています。しかし今後どうなっていくかは不透明ではあるので可能性としてこういったイベントやカンファレンスについて参加が難しい可能性があることは把握しておくと良いと思います。日本国内に限っていえば東京以外の地方都市で働くエンジニアも増えてきているのでコロナが落ち着いてからはオンラインのイベントが主流になっていくことも考えられますし、そうでないかもしれないなと思っています。 

マネジメント機会の少なさ

地方で働く場合の選択肢として、

 

  • 本社が別の地域(ex. 東京)にある企業の地方拠点で働く
  • 本社が別の地域(ex. 東京)にある企業のリモートワークで地方から働く

 

というのがあるでしょう。マネジメントのキャリアを積みたい方にとってはこの状況は不利に働くケースが企業によってはあると思います。特に出社するメンバーと在宅ワークのメンバーがミックスされているような組織の場合は出社しているメンバーにマネジメント系の業務が依頼されているケースが多い印象を僕個人の印象ですが持っています。これはある程度理解はできる一方で、マネジメントのキャリアを積みたい方にとってはしっかりと組織の状況を把握した上でその企業に参画しないとキャリアの形成において課題になり得ます。マネジメントのキャリアに興味がないエンジニアの方にとってはエンジニアの業務は在宅ワークでもしっかりと成果を出せる仕事のためデメリットにはつながらないので大丈夫と思います。マネジメントのキャリアを積んでいきたい方は一度この点はデメリットとして把握されると良いです。

地方拠点に勤めているケースは在宅ワークが中心のケースとは少し異なるでしょう。イメージとしては成果をいくらか出しているとしても地方拠点のトップ以上にはなかなか昇進ができないということがある可能性があるかもということです。この点について問題がないと割り切ってキャリアを積んでいける場合は大丈夫です。諦めきれないという方はご自身のキャリアを再度検討し、本当に地方で働いていくべきか、またはそういったしがらみのない企業に転職するか、などを検討するのが良いでしょう。この辺りはどちらが良いというよりはどう生きていきたいか、という点と関係してくるので個人個人の選択によると思います。

まとめ

本記事は以上になります。僕自身のこれまでの経験を踏まえ地方で働くことのメリットデメリットをご紹介してきました。僕も改めてお話しする中で頭の中を整理してみましたが、僕自身はデメリットを把握した上でもこれからも地方で働いていくでしょう。こちらの写真は僕が住んでいる地域の写真です。琵琶湖の近くに住んでおり休日は琵琶湖沿いを散歩したりしながら楽しく家族と過ごしています。もちろん仕事も全力で楽しんでいます。

 

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僕自身が地方で働いていることについてもう少し記載した記事はこちらです、合わせてどうぞ。

swejob.masaytan.com

 

僕自身のエンジニアとしてのキャリアもそうですが、今後どう生きていきたいか、ということを考えても地方で時間にゆとりを持ちつつもエンジニアとしての仕事を楽しむことを選択したいと考えています。メリット、デメリットという切り口でお話をしてきましたがどう生きていきたいか、キャリアを積んで仕事をどうやっていきたいか、ということの選択によると思いますのでご自身の考えを整理したり、家族と一度お話をしてみる、ということが大事だと思います。その上での選択であればそれはデメリットというのはないでしょうし、人生を楽しく過ごす最良の選択になるでしょう。それでは本記事は以上です。どなたかの参考になれば幸いです。