良い花は後から

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エンジニアリングマネージャーの僕がしている時間管理術

本記事ではエンジニアリングマネージャをしている僕が実際に使っている時間管理術をお話ししたいと思います。これからエンジニアリングマネージャを目指す方や現在エンジニアリングマネージャをしていて時間の管理に悩まされている方の参考になれば幸いです。

エンジニアリングマネージャーの業務

エンジニアリングマネージャの業務は様々あります。エンジニアリングマネージャの役割については以下記事に詳しいですのでご覧いただければ幸いです。

swejob.masaytan.com

 

さて、エンジニアリングマネージャの業務は多岐に渡るのですがその中で悩ましいこととして例えば以下のようなことがあると思います。

 

  • 打ち合わせが多い
  • まとまった時間をとることが難しい
  • 抽象的な課題へアプローチをして成果を出す必要がある

 

同じような悩みがある方もいるのではないでしょうか。メンバーだった頃と違いまとまった時間をとりにくい課題もありつつ、非常に抽象的な課題(ex. チームを成長させる)をミッションとして与えられることもあり時間があればアウトプットを出せるというわけでもないことがあります。ですのでまとまった時間が欲しいなといつも思いつつ、時間があればうまく解決できる問題でもないことがいつも悩ましく思っています。そこでどう時間を使うかということが肝心です。

エンジニアリングマネージャーの僕がしている時間管理術

それでは前述した悩ましい点への対処として僕が普段していることをまとめてみます。

自身が発言をする機会が少ない会議は出ないことを検討する

これは基本的なことかと思っていますが実際にやっている方は少ないのではないでしょうか。マネージャーになると様々な方と打ち合わせをする時間が増えます。それは気を抜いているとどんどん増え続け1日の大半を打ち合わせをして終える、ということがあるでしょう。それはそれで大切な業務ですが、マネージャーの場合は自分自身も作業をする時間が必要です。ですので、発言をすることがない会議はでないことを検討し、あとで議事録でキャッチアップすることをおすすめします。僕自身はまとまった時間を確保するためによくこのアプローチをしています。

ポモドーロテクニックを使い短い時間で集中する

ポモドーロテクニックをご存知でしょうか。一般的には以下のような流れで作業を繰り返すテクニックです。

 

  1. 25分のタイマーをスタートし作業開始
  2. タイマーが鳴ったら5分の休憩
  3. 1へ戻る

 

25分の作業と5分の休憩を1ポモドーロという単位で扱います。4ポモドーロ繰り返すと15分などの長めの休憩を入れると良いでしょう。詳細は以下書籍にも詳しいです。

 

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僕自身はiPhoneでこのアプリを使っています。

Focus To-Do: ポモドーロ技術 & タスク管理

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タスク管理の機能は使っていないのですが、タイマーとして使うことと、どれくらい集中して作業をしたかを確認するツールとして利用しています。例えばある週の僕のデータは以下のようになっています。

 

f:id:masayuki5160:20210915091248p:image

 

データを可視化していることからゲーミフィケーションに近い感覚を覚えますが、作業時間を可視化することはモチベーションにもつながっており助かっています。

 

さて、そんなポモドーロテクニックですが、集中する時間の設定が25分となっておりマネージャーのようにまとまった時間を取りにくい方には使い勝手が良いものです。僕自身は、

 

「今から1ポモドーロ作業できそうだ!」

 

という感じで打ち合わせの合間の時間などにさっと集中して作業をしてしまいます。25分というのがちょうど良い時間で良い集中力が続く時間かと思います。人によってはとても長く集中できる方もいると思いますが僕も含め多くの方はそんな長時間集中はできないでしょう。そういう意味でとてもちょうど良い時間が25分かと思います。ポモドーロテクニックはマネージャとしての時間管理術としておすすめです。

1ポモドーロ調べてわからないなら誰かに聞く

これは時間管理術の延長のようなものですがわからないことは時間をかけすぎないように誰かのサポートを積極的にもらうようにしましょう、ということです。僕は大まかな目安として1ポモドーロとしています。25分ですね。

マネージャの仕事をしていると一人では解決できないことが多く存在します。社内の他の方に助けてもらったり、チームのメンバーに協力してもらったり、そういった作業が多くなるでしょう。そういう時に助けをもらうことがありますが、わからないからと言ってすぐに聞いていてはそれはそれで他の方の作業時間を奪ってしまいます。一方で一人で調べ続けても時間の無駄になります。その塩梅は難しいのですが、僕は目安として1ポモドーロを全力で調べる時間とし取り組んでいます。人によって意見が分かれるかと思いますが全力で集中して1ポモドーロ調べてわからなかった、ということであればその時間で自身が分かったこともありますし、その分は他の方の作業時間をとることもなくなるでしょう。僕自身はそう考え目安として1ポモドーロを使っています。参考程度に取り入れてもらえればと思います。

チームのメンバーに積極的にサポートをお願いする(サーバントリーダーシップ)

お話ししてきたようにマネージャの業務、ミッションは一人では達成できないことが多いです。マネージャになりたての頃はうまくできなかったのですが最近は素直にチームのメンバーに助けてもらうことにしています。助けてもらうことを弱みを見せること、のように捉えそういったアプローチができない方もいるでしょう。僕もそういった考えをマネージャになりたての頃はしていたので理解できますが経験を積んでから考えが変わりました。マネージャに与えられているミッションを達成していくにはそれだとどうしても成果がでにくい、ということに気づいたのが大きいですが、それに加えて素直に自身の弱みや悩んでいることをチームのメンバーにも共有していくとチーム全体としてまとまっていくことがありそれの方が結果として良い成果に結びつくんだ、ということを経験として学んだことも一つの理由です。役職がついている方はついていない方より偉い、というような思い込みを多くの方は持っています。そのためマネージャはそういった弱みを見せないものだ、と思い込んでいるケースが多いです。マネージャというのはあくまで役割の一つであって、偉いとか偉くない、の話は的外れです。リーダーシップも時代とともに変化していると思いますが僕がお話ししているこの内容は以下記事にもあるようなサーバント型のリーダーシップ(サーバントリーダーシップ)の話と通じるでしょう。

 

next.rikunabi.com

 

組織の色にも影響は受けると思いますが、僕の実体験としてはサーバント型のリーダーシップの方がチームの雰囲気も良くプロジェクト自体もうまくいっていると感じます。エンジニアとしての経験を積んでいくとプロジェクトをリードできるようなリーダーシップも求められると思いますがもちろんエンジニアリングマネージャにもリーダーシップは要求されます。その具体的なリーダーシップの形としてサーバントリーダーシップについて学んでおくことは大切かと思います。そしてそれは結果的に一番厄介な時間をかけても解決できるかわからないマネージャとして与えられた抽象的なミッションに対して良い結果を導くことになるはずです。

まとめ

本記事では僕が実際にしている時間管理術についてお話ししてきました。ポモドーロテクニックのお話やリーダーシップのお話をしました。ポモドーロテクニックについてはすぐに実践できるテクニックですので特にまとまった時間がなく作業時間を確保できない悩みを持つ方はぜひ取り入れてみてください。また、マネージャとして達成すべき悩ましい課題がある場合はリーダーシップのあり方を学び直すと良いかと思います。具体的にはサーバントリーダーシップを本記事ではご紹介させていただきました。一人でアプローチできる課題も少ないでしょうからチームとしてどう課題に取り組んでいくか、という思考に切り替え、課題に取り組んでいくと良い結果にたどり着く可能性は出てくるでしょう。それでは本記事は以上になります、どなたかの参考になれば幸いです。